栃木県・日光市【釣堀食堂】日光で観光するのもいいけど、リーズナブルな食堂行くのも楽しいよ。

釣堀食堂
総合評価
( 2 )
メリット
  • 価格がリーズナブル

日光で観光する人も多い事だろう。貴方はランチ何食べる?湯波?蕎麦?日光には食べるお店が沢山ある。「せっかくの旅行だからこういう時くらいは奮発して美味しい物を食べよう。」なんて思う人も多いだろう。

でも私はNO PLANNER。

今回はどこの旅行ガイドにも載っていないお店を紹介させていただこう。

正直初めて日光訪れた方にオススメする店ではないが、話のネタに行ってみるのも面白いかもしれない。

店名は【釣堀食堂】こちらのお店11:30〜14:00までしか営業していない大衆食堂

今市インターを降り国道121号線を北上し、3kmくらい車を走らせると反対車線に【釣堀食堂】がある。だが、初見で見つけるのは少々難しいかもしれない。

道路沿いに看板が出てないのは勿論、ナビで案内された場所に来ても、飲食店かどうかも分からない小屋が建っているだけなのだ。唯一入り口らしき所に小さな暖簾が掛かっているので、この店で合ってるのか…………な?と思うくらいだ。勇気を出して人ん家のような倉庫のような佇まいの建物の扉をゆっくり開けるとようやく飲食店だと認識する。

扉を開けたのはいいが、システムが分からないのでそのまま突っ立って壁に貼られたメニューを眺めていても店員は気付いてくれないので勝手に席に座る事にした。昼間から瓶ビールを飲んでいるのは常連客のようだ。

2つ席を空けたこれまた常連客らしき人物と世間話をしている。

お世辞にも綺麗な店ではないが地元客には愛されているらしい。優柔不断な私は未だ何を食べるか悩んでいる。

すると漸く店主が気付き水を持って来た。

日光
釣り堀食堂

単品メニューは基本500円以下、定食が600or700円、ラーメンセットが750円

色々悩んだ挙句シンプルラーメン350円をお願いした。

口数は少ないがニコニコした優しそうな店主が厨房へ戻るが…………途中で……瓶ビール常連客のビールを勝手にグラスに注ぎ飲み始めた。こんな事は日常茶飯なのかおしゃべりに夢中なのか客は何も言わない。一杯引っ掛けてから調理に取り掛かるスタイルのようだ。

料理を待ってる間も次から次へとお客が入店してきたが、店主は至ってマイペースで接客をし、相変わらず客のビールを勝手に飲んでいる。

もしかしたらサービスで出したビールなのかもしれないが、客より店主の方が飲んでるように感じた。さすがに飲まれすぎたのか、漸く客が「飲んでばかりいねーで仕事しろよ。」と注意した。

このビールはいったいいくらなんだろう?そんな疑問を抱いているとシンプルラーメン350円が運ばれてきた。

見た目は至って普通の中華そば。麺の上に海苔、チャーシュー1枚、ナルト、メンマ、小松菜、刻みネギが乗っている。スープにレンゲを沈め飲んでみると、ファーストインプレッションはかなーーーりあっさりした醤油味。

私は存じ上げないが、日光ラーメンという物はあっさりラーメンなのだろう。

いや、もしかしたら私が馬鹿舌なのだろうか、個人的には優しさを通り越した優しすぎる醤油味という感想。続いて麺は中太麺。これも至って普通の麺。卵の味がしたり、手打ち麺という感じはしない。

私が訪れた日がたまたまこのクオリティなのか分かりかねるが、血糖値高めの方やご年配の方には丁度いいラーメンという感想。家系ラーメンや二郎系ラーメンが好きな方は物足りなさを感じると思う。

しかし、350円でこんなに具材を入れてくれたラーメンを提供してる店はあるだろうか?その主人の優しさに感謝する。

日光にはこんなにも優しいお店がある。日光へ来たら蕎麦や湯波もいいが、350円シンプルラーメンもいい。

もちろん他にも色々とメニューはあるので、貴方も大切な人と日光へ来たら、旅の思い出の一つとして立ち寄ってみてはいかがでしょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次